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この夏 注目の8人
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大けが乗り越え成長 |
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松山 倉林祐気捕手 |
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176センチ、85キロの恵まれた体格。パワフルなスイングから放たれる矢のような打球は、あっという間にスタンドまでたどり着く。松崎監督が「不動の4番」と絶大な信頼を寄せるスラッガーが最後の夏に挑む。 早くからその非凡な才能を見いだされ1年の夏からベンチ入り。だが悪夢は突然訪れた。秋季地区大会を控えた昨年8月30日。試合前のシートノック中に左足首をひねって強打。医師の診断は左足首距骨(きょこつ)骨折で全治6カ月だった。「痛みよりこんな時期にけがをして悔しかった」と人目もはばからず涙を流した。 主砲を失ったチームは代表決定戦で滑川総合にコールド負けを喫した。「責任を痛感した」の言葉とは裏腹に、治るか不安だった入院生活に「野球はもういいかな」と弱気になった。 しかし監督がお見舞いに来てくれたり、チームメートが寄せ書きしたボールを持って来てくれて「このままじゃ終われない。また頑張ろう」と決心した。 懸命のリハビリを経て今年3月に戦列復帰すると、春季地区、県大会では2本の本塁打を放ち完全復活。「大けがしたことで何も怖いものがなくなり、いい意味で開き直れるようになった」と精神面でも成長した。 「監督、チームメート、親など支え応援してくれるすべての人への恩返しのためにホームランを打って勝つ」と自信満々。大応援団に後押しされ、倉林のバットが火を噴いたとき、創部84年目初の“悲願”が近づく。 (2007年7月7日付掲載) |
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